53年の年月2017年11月13日 14:00

孫娘の7歳の七五三は、3歳の時と同じく明治神宮で執り行われた。着飾った子供たちで賑わう境内には、結婚式の行列もあらわれて外国人観光客が大喜び。
さて、私のたっての願いで、孫には、自分が二十歳の時に親に誂えてもらった御所解模様の訪問着を小さく仕立て直しして着てもらった。ちょっと地味かなと思ったが、評判は上々、本当は孫の顔も載せたいところだけれども、厳しいパパ(私の息子)に怒られそうなので、代わりに53年前の写真を添付することにした。隣のおばあさんとの違い、あなおそろし・・・

季語は「新米」2017年11月07日 22:35

新潟県産の新米をいただいた。このところ炊きあがったインスタントのご飯を頻繁に利用している私、お昼すぎ、慎重に電気釜をセットして出かける。
きょうは月に一度の句会である。「新米や眼鏡かけての水かげん」という句を詠み、皆さんに褒めていただいてうれしく帰宅し、粕漬けシャケと一緒においしい白米を食べて満足した。

能「野宮」観劇2017年11月01日 21:33

お謡いを趣味として続けている友人に誘われ、彼女の先生が主演の観能会に、なかなか着る機会のない母の大島を来て出かけた。お能を能楽堂で観るなんて生涯初めてに近い経験、でも、その昔、やはり友人に誘われて幻想的な世界を垣間見たひとときを思い出した。 今回は友人が、歌詞が載っているテキストを持って来ていて、それを一緒に観ながらの鑑賞で実にわかりやすい能「野宮」観劇だった。
地下に能楽堂がある商業施設、GINZASIXは、かつての松坂屋などがあったあたり。外国の旅行客で賑わっていた。

映画のテーマは尊厳死2017年10月27日 22:40

Amazonのプライム会員という資格で映画をダウンロードしてテレビの画面で観られることが分かり、スカパーのスタアチャンネルも解約した。そして、まず無料で観られる映画のうち「男はつらいよ」第一巻を観、大いに笑わせてもらった。
次に観たのがフランス映画の「92歳のパリジェンヌ」という作品、去年公開の映画で399円という値段である。題名から、これも喜劇に近い作品だろうと思ったのが大間違い。なんと老人の尊厳死がテーマだった。下の方もおぼつかなくなった主人公が、子供や孫たちに祝ってもらう誕生日のパーティで、自分はあと2カ月で命を終わりたい、自死を見て見ぬふりをしてくれ。という宣言をする。
「母の身終い」という映画のテーマ、スイスの安楽死受け入れ団体「ディグニタス」で死んでいく主人公の話を思い出した。この映画のセリフにも、何とか自殺を止めようとする娘に「スイスに行くというわけじゃない」という言葉が出てくる。寝たきりになった母を見送って、次は自分たちの番と思うことが多い我々には身につまされるテーマだ。
原題は「La Derniere Lecon」[最後のレッスン]というのに、コミカルな作品だと間違えるような邦題をつけること自体、日本では尊厳死のテーマはまだまだタブーなのだろうと思う。
映画自体の話は、長男がなんとか母の決心を止めようと、母の薬を盗みに入ったり、母には誰にも知られてない不倫の恋の話があったり、テーマのわりにはコミカルに話は進んで行く。はたして「尊厳死」を求めた母親の願いは達成されるのか否か・・。息子、娘、そして孫はどう対応するべきなのか、正解のない、あるいは、正解が幾つもあるテーマに考えさせられた。

「祈りの幕が下りる時」2017年10月14日 23:30

久しぶりに東野圭吾を読んだ。加賀恭一郎シリーズの一つの作品で映画化が進んでいるらしい。以前は「白夜行」「秘密」「手紙」「幻夜」等々、随分楽しませてもらったけれど、最近はすっかりご無沙汰だった。感想は星三つぐらいかな。まあ、ミステリーって、多かれ少なかれ無理がある話になるけれども、疑問が解決されていくに過程にはちょっとついていけなかった。いろいろな名前が出てきて、頭の中、ごっちゃになって覚えるのが大変!
それにしても手を変え品を変えいろんな話を作って、いつもながらすごいタフな作家だなと感心する。