おめでとうございます2013年01月01日 17:12

明けましておめでとうございます! 本年もどうぞよろしくお願いします。
9時過ぎに隣に住む次男一家と祝い膳を囲み、その後、ここ数日来の疲れがどっと出て少し眠ってしまった。3時過ぎに、腹ごなしをかねて,散歩がてら近くの山神社に出かける。小さな小さな神社だが、大晦日には初詣の人々で行列ができるとか。元旦の午後でも、数人の列が出来ていた。ふと前に並んでいるご夫婦をみたら、なんと知り合いの方だった。

おいしい黒豆2013年01月07日 23:23

もう松の内が過ぎたというのに、我が家に食卓にはまだ黒豆が上る。でも、決して、まずいからいつまでも残っているというわけでなく、おいしくておいしくて、大事に大事に食べているからである。何を隠そう、これは夫の作品である。毎年、黒豆は彼の担当だが、今年ほど成功したことはないとは本人の弁。たしかに、毎年、「焦げちゃった」とか「硬すぎる」とか、嘆きの声ばかり聞いていたような気がする。今年もいつものように、800gもの量を炊いて、息子たちにも分けた。彼らにも大変好評であった。

玄関の額とおそろいの帯2013年01月12日 00:44

衝動買いの丸帯の半分で出来上がった、玄関の額の中とおそろいの袋帯、きょうはピアノのリサイタルに行くために登場、夫に手伝ってもらって、二重太鼓結びに挑戦した。悪戦苦闘のあげく出来上がったお太鼓、とてもじゃないけれども公開できる代物にあらず・・・仕方がないので前からの写真にしました。

菊地裕介ニューイヤーコンサート2013年01月12日 20:46

注目の新進ピアニスト菊地裕介さんのピアノコンサートにでかけた。彼は私のフランス語仲間のお孫さんである。おばあさまに似てハンサムな貴公子ピアニスト、若い女性ファンも多いらしい。
聞きなれたショパンのワルツ1番で始まったコンサート、だんだんと難しい曲に進んでいき、ラヴェルの「水の戯れ」「ラ・ヴァルス」の迫力に圧倒される。
後半、プーランク「ナゼルの夜会」などはちょっと私には難しすぎた。
アンコールで最後にベートーベンのピアノソナタ「悲愴」の第二楽章が聴けたのはうれしかった。

興味深い実験2013年01月17日 10:35

以下の話は、Facebookに出ていたお話です。大変面白いので、このブログにシェアさせてもらいました。

「ある寒い1月の朝、一人の男がワシントンD.C.の駅で座りながらバイオリンを弾き始めました。彼はバッハの曲を1時間程演奏しました。その時間帯は通勤ラッシュだったため、約1100人がその男の前を通りました。

3分後、ある中年の男はバイオリンを弾いている人がいると気づき、足を止めました。しかし、結局止まったのはほんの僅かな...時間で、数秒後にはその場を離れました。

1分後、バイオリニストはやっとお金を稼ぐことができました。ある女性がケースに1ドル札を投げ入れましたが、彼女は止まることなく歩き続けました。

少しした後、壁に寄りかかって彼の音楽を聴く者が現れましたが、腕時計を見るとすぐに歩き始めました。会社に遅刻しそうだったのです。

一番彼の音楽が気になったのは、3歳の男の子でした。彼のお母さんは急いでいて、男の子の腕を強く引っ張りました。それでも男の子はバイオリニストを聞こうと足を止めます。お母さんは男の子の背中を強く押し、無理やり歩かせました。それでも男の子はずっと後ろのバイオリニストを見ながら去って行きました。他の子供も同様でしたが、親は全員例外なく止まることなくその場を去りました。

彼が演奏した一時間内で、足を止めて彼のバイオリンを聞いたのはたった6人でした。お金を入れてくれたのは20人程でしたが、止まった人は誰もいませんでした。稼いだお金はたったの32ドル。彼が演奏をやめ、駅が沈黙に包まれた時、気付いた人は誰一人いません。拍手はなく、このバイオリニストを認める人はいなかったのです。

バイオリニストの名前はジョシュア・ベル。彼は世界で最も才能のあるミュージシャンの一人です。彼はたった今、歴史に残る傑作を演奏したのです。それも3億円のバイオリンを使って。

彼の駅での演奏の二日前、彼のボストンでのコンサートのチケットは、一枚一万円するものの全て売り切れました。

これは実際にあった話です。ジョシュア・ベルが素性を明かさず行ったこの演奏は、人々の視覚・嗜好・優先順位を研究するための実験としてワシントン・ポスト紙によって行われました。私たちは本当に「美しさ」を理解しているのだろうか?それをちゃんと足を止めて味わっているのだろうか?予想していない状況でも、才能を感じ取ることはできるのだろうか?

一つ結論として言えるのは、

もし私達は世界で最も才能のあるミュージシャンが、歴史上一番の傑作を演奏してさえ気付かないのであれば、私達は他にもきっと多くの「美しいもの」を見過ごしているのではないか?

もしあなたも足を止めてこの記事を読んでいただけたのなら、是非シェアしてください。」