銀杏並木2013年12月03日 23:36

信濃町の慶應病院へ検査で行き、その帰りに、神宮外苑絵画館前の銀杏並木を見に行った。すごい人出に驚く。あちこちからの観光客で歩道は人がいっぱい。円錐形に形が整えられていて、見事な眺めである。4年に1度、葉のない1~3月に樹姿を整えているとのこと。 歴史は古く、「代々木の宮内省南豊島御料地内(現在の明治神宮内)の苗圃で、樹高6m内外に成長していた1,600本より選ばれ、更に年々樹形を整えてきたものを植栽したもの」(明治神宮外苑HPより)だそうだ、銀杏並木は大正12年(1923年)に出来た。

見事な虹!2013年12月10日 17:36

きょうは、近所の友人たちとの俳句の会に出席、集会所にて神妙に先生の話に耳を傾けていると「あっ、虹! すごい虹だ!」という声、みんなで外に出てみる。すると、青空に、なんとダブルに大きな虹がくっきりと出ているではないか。「こんなきれいな虹、見たことない!」とみんなの歓声!  そして「カメラ、カメラ」という声・・・そこで私のiPhoneが登場。ガラ系では、こんなにきれいには撮れないですものね。 そして、その興奮を、そのまま作句したいところだったが、「虹」は残念ながら夏の季語でした

「キャプテン・フィリップス」2013年12月12日 21:44

ただいま大評判の映画、私もうんと褒めたいところだが、女性の感性から言わせてもらうと、後半はちょっとアクション映画になり過ぎているような気がした。めずらしく悪者からの事情も描いた映画だが、海賊が生まれてしまうソマリアの悲惨な状態をもう少し詳しく描いてもいいのではないか。でも、興行的にはアクション全開にしないといけないのだろうな。 とにかく、いつものように、トム・ハンクスの演技は素晴らしい!そしてソマリア人の海賊のリアルなこと! 特にリーダー役の演技のうまさにうなった。聞くところによると、彼は7歳のとき家族でソマリアからイエメンに脱出、その後、14歳でやはり家族でアメリカに移住し、運転手として生計を立てていたそうだ。映画は初体験らしい。ソマリア人だからこそ、迫真の演技が出来たのかもしれない。

トーマス・ハンプソンとウィーン少年合唱団2013年12月19日 09:27

ハンプソンがウィーン少年合唱団と一緒に歌っているなんて珍しい光景です。 Xmasの歌なんでしょうか。美しい曲ですね。

「かぐや姫の物語」を観て2013年12月19日 16:36

だいぶ前に映画館でながーい予告編を見せられてから興味があったし、だいぶ評判もよさそうなので、アニメを劇場で観ることはほとんどない私だが、雨の中、観に出かけた。 終わっての感想は「可もなし不可」もなし、というところかな。確かに一筆書きのような単純な線で描かれた人物は、それぞれ個性に溢れ、おじいさん、おばあさん、村の子供たち、座敷わらしのような侍女、養育係の女官、姫に求婚に来る貴族たち、そして帝までが実におかしく個性的に描かれていて、見ているだけで楽しい。声優の声もそれぞれにピッタリ合っていた。特に前半の野山で遊ぶこどもたちの絵は、あんな単純な線で、こんなにもリアルに描くことができるのだとつくづく感心した。 しかし話の展開は、わけのわからないおとぎ話の域を出ていないし、それほどの感動もない。 最後、月からの音楽つきのお迎えのシーン、これはおもしろかった。あんなふうに浄土にいけたらどんなにいいかしら。