ピアノ発表会2015年08月02日 23:04

昨年の夏の孫娘のピアノ発表会、ピアノもよかったけれども、押されるように登場し、指をいっぱいに広げて緊張したお辞儀姿がとても可愛かった。きょうは、1年後の発表会の日、1年前とちがって、みずから颯爽と出てきてごく自然にお辞儀ができた。我々の姿もちゃんと見えたそうだ。曲目はツェルニー「サイクリング」
自分の孫だけでなく、可愛い小さな子供たちが一生懸命に演奏する姿は、見ているだけで楽しくなる。しかし、きょう、おじいさんに近いお弟子さんが出てきて、モーツアルトのピアノソナタK.331の第2楽章を弾きはじめたときには、びっくりした。歳を取っての挑戦する心意気は見事だけれども、もう少し練習をしてきてくださいと思うことしきり… 向かって左は1年前です。背も大きくなりました。

芥川賞 2作品2015年08月10日 14:28

文藝春秋を購入して、いま話題の芥川賞受賞作品二つを読んだ。 まず又吉直樹「火花」、もともと私自身が漫才という芸に魅力を感じないためか、文中に出てくる「ネタ」とか「つっこみ」や「ぼけ」の面白さがよく分からなかったし、主人公が惹かれている先輩芸人の魅力もよく分からなかったが、情景描写などの文章力は芥川賞に相応しい実力があると思った。
羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」は、まさに現代の社会問題として身近な老人介護の問題を、実に皮肉の効いたユーモアで包んだ快作だと感心して読んだ。
それにしても、芥川賞となると、かならず作中に常軌を逸した人物が出てくるように思う。「火花」では主人公が崇拝する先輩、
「スクラップ…」では自分の老いた父親を汚い言葉でののしる主人公の母親である。これがもう少し普通の母親だったら、作品がずっと品よくなったのに…と思うが、「純文学」だと「普通」ではだめなのかしらん。

孫たちのプール2015年08月15日 23:01

戦後70年終戦記念日の8月15日、戦争の爪痕をかすかに覚えているステントマン(1942年生まれ)と、まったく記憶がない私(1944年生まれ)の2人の孫は、朝からキャアキャアと賑やかにプール遊び。なにが楽しいのか、それは4時間も続いた。そんな騒ぎの中、テレビを見れば、錦織がナダルに快勝! 実に気分のいい一日だった。
しかし、夜には、数々の戦争の実写が流れて辛い気持ちになった。

新しいプリンタ2015年08月24日 17:24

プリンタ(エプソン)の給紙がうまく行かず、紙の端が黒くなったりするので、思い切って新しいプリンタを購入した。
周りはキャノンを使っている人が多く、今回もちょっと迷ったが、エプソンの写真印刷用のソフトなど、使い慣れているので、また同じメーカーにした。
ところが、今までとまるで正反対の印刷方法に面食らい、地域のおばさんたちの句会の2015年版歳時記を印刷するのに、えらく苦労し、紙も随分無駄にしてしまった。
それにしても、電話に出るサポートの人たちって、 どうしてあんなに変な敬語ばかりつかって、必要以上に馬鹿丁寧に話すのだろう。そういうマニュアルがあるのだろうが、話し方より、もっと技術的な知識を身につけてもらいたいものだ。

中綴じ両面印刷でまた苦労することに2015年08月24日 23:18

新しいプリンタで最初に印刷したのが句会の歳時記第2集で、A5版冊子中綴じ両面印刷というややこしいものである。昨年の第1集目はOSはMacだったし、プリンタも違うし、で、いろいろ苦労することに…
まず、プリンタのドライバの設定どおりに印刷すると、裏表がひっくり返って印刷されてしまう。悪戦苦闘して、結局、指示を無視して「多分これで大丈夫だろう」と思う設定で印刷したら、なんと、それが見事的中。メーカーのサポートは「なんで?」と、頭を抱えていたようだが、とにかく自分のやり方で立派な中綴じ両面印刷の歳時記が15部できた。ややこしいページの入れ方もでき、うれしい!
それにしても、紙もインクも随分無駄にしたなあ