「ロスト・イン・トランスレーション」を思い出した2016年10月06日 23:33

70歳を過ぎてから、老いの兆候は日に日に進んでいるのに、運動なし、遅寝,遅起きの不健康な生活に終止符を打つべく最近始めたエアロに引き続き。ステントマンと一緒にジムに通うことにした。実は10年ぐらい前も入っていたのだが、そのころは1週間に1,2度プールで泳ぐぐらいだけで私はいわゆるジムには足を踏み入れなかった。しかし今回はジムを中心にすこし体をきたえようという意気込みでの入会だ。
以前はやる気がまったくなかったジムのトレーニングマシン、やる気が出てくればどれもなかなか面白そう。しかし、ソフィア・コッポラ監督「ロスト・イン・トランスレーション」でビル・マーレイが「Help me!」と叫ぶはめになった「シンクロ」というマシンにはまだ怖くて乗れない。

ダウントン・アビー フィナーレ2016年10月13日 22:23

スター・チャンネルで放送中だった「ダウントン・アビー」が昨夜ついに終了した。1925年の大晦日、ハッピーエンドでの幕、幸せな気分で床についたが、実際の歴史を思えば、これからが第二次世界大戦にむかっての大変な時代に入っていくわけだ。
このドラマの特徴は、貴族と使用人とのいろいろなドラマが並行して語られたところだろう。あまりにエピソードが多すぎて、途中から見たらチンプンカンプン、続けてみていてもシーズンごとに間があくので、話についていくのは大変だ。それで観るのをやめてしまった人も多そうだ。,
イギリスに現存する貴族の館、いまは旅行者用のマナーハウスなどになっているのも多いと聞くが、このドラマのお城も今はそんなことで生計を立てているのだろうか。ドラマが世界中でヒットしているので、夏だけは今回の舞台になったお城へのツアーがあるらしい。
俳優たちの演技も素晴らしかった。特に見事だと思ったのはマギー・スミスのおばあちゃん、しゃべり方といい目の動きといい、彼女を見ているだけで飽きなかった。顔の深い皺までがチャーミング。
あとは老執事のカーソンさん、すっかり執事になりきって、うまい。料理長のパットモアさんもうまかったなあ。
そして何よりの楽しみは貴族の女性たちの服装と帽子、服とコーディネイトされた素敵な帽子は室内でもかぶったまま。あんな素敵な帽子だったら、脱いだらもったいないものネ。<br. King’s English での会話もちょっと勉強になった気分。ウーン、楽しみが一つ減ってしまった!

藤田嗣治展@府中市美術館2016年10月25日 23:08

「府中の森」と名付けられた公園の中の芸術劇場には時々足を運んでいたが、美術館があるのは今まで知らなかった。立派な美術館で驚く。開催中の藤田嗣治の作品展示も思ったよりずっと豪華で、ほとんど人がいない中でゆっくりと大好きなFoujitaを楽しむことができ大満足であった
「バラ」という作品は、あちこちに向いたバラの花の構図が見事。枯れかかった花も美しくみえる。色も見事で、今回の作品群の中では一番印象に残った。
美術学校時代の自画像から裸婦と猫の絵でパリでの画壇の寵児となった頃、中南米への旅で描いた華やかな色彩の作品群、そして暗い戦争画からパリに再び戻っての作品など、時系列的にたくさんの絵を楽しむことが出来た
。 藤田が晩年を過ごしたパリ郊外のヴィリエ・デ・バークルは8年前に電車で訪れたが、その時代に描かれた沢山のかわいい子供たちの絵はほとんどなかった。しかし、一枚、オデコでちょっとわが孫娘に似た女の子がバケットを持って立っていた。