満月とお寿司2018年03月01日 22:49

食器棚の中があまりに乱雑だったので片付け作業中、引き出しを引っ張りだしたら奥のほうに1万円札を発見、もともと自分のお金だろうが、すごく特をした気分になり、ステントマンを誘って、寿司屋に行くことにする。
おりしも、外にはまーるい大きなお月様、お寿司も大変美味でした。

「Mr.& Mrs. Tsujisaki」のボードはまたまたなかった!2018年03月07日 17:36

ステントマンの脊柱管狭窄症の手術から6ヶ月、完全治癒までの期間が無事過ぎ、リハビリを兼ねてハワイにやってきた。私自身のあまりにも進歩しないゴルフの矯正という目的もかねている。出発前に打ちっぱなしに頻繁に通ったのが裏目に出て、私は膝にサポーターを巻いてのラウンド、はたして回れるかいな、と思ったが、グリーン周りを除いてフェアウエイをカートで回れるので大分楽である。プレイヤーはほとんどが日本人、4人のグループで来ていた同じ送迎車に乗ったオバチャン達は1年に1回は来ているとのこと、私たちは東日本大震災の時以来、丁度7年ぶり4回目のハワイである。
 今回の旅は、某会員制旅行クラブに所属する私の友人が、使わないからと、チケットを回してくださったので実現した旅で、大変に格安な料金(通常の1/4〜1/5)の値段でのコンドミニアム滞在である。
 ゴルフのキャディバッグを持ってのホノルル空港からホテルまでがスムースに行くようにと、ステントマンはいつものように予定を綿密に立てた。つい10ヶ月前のミラノとパリでの経験、「予約したはずの車の迎えが来ていない」という悪夢は二度とごめんだというので、その確認作業は完璧だった…しかしである。またもや「Mr.& Mrs.Tsujisaki」のボードを他の沢山のボードの中に空港で見つけることは出来なかったのだ。
 結局、公衆電話で事務所に電話した結果、運転手はホノルル空港の出口に面する道路にはいたが「Mr.& Mrs.Tsujisaki」のボードを持つこともなく、空港の出入り口にいないで、道路の反対側で待っているということが判明した。ステントマンは「Mr.& Mrs.Tsujisaki」のボードもちゃんと持っているようにしてほしいということも事前に確認したそうだ(相手はSure!と返信メールをしていた)。しかしそのボードは何も書かれていないまま自動車の助手席に残されていた。運転手に、ミラノとパリでの経験、特にミラノでは完全に予約を忘れられ、あげくの果てにきた車には人数分のスーツケースを置くスペースがなく、妻の友人が足の下に入れて運んだのだという話をすると、「イタリア人はそんなもんだ」などと笑って自分のことをごまかした。つくづく日本人の律儀さは、必ずしも世界基準ではないことをまたまた思い知った次第である。

ワイキキの浜辺で長岡の花火を楽しむ2018年03月14日 19:05

予想より寒かったせいか、ずっと風邪をひいてちょっと辛い時もあるホノルル滞在だったが、どうにか予定のゴルフ4ラウンドも無事にこなすことができ楽しい10日間を過ごした。
とにかくハワイは日本人の旅行客が多いことを改めて認識する。英語で話しかけてもすぐ日本語で返ってくるし、まるで日本にいるような錯覚に落ち入るような世界でも特殊な場所だと思う。
日曜にはワイキキビーチで「長岡の花火」が見られるというので大勢の人と一緒にぞろぞろと海辺に向かって歩いた。すると最後にはヒルトンホテルの中に人が吸込まれるように入っていく。それに従って歩くと、ホテルのラウンジの庭に出る。我々も黒山の人がホテルのお客と一緒に頭上に花火を見ることが出来た。日本だったら、こうはいかないだろう。ホテル側の寛容さに感心する。
真っ暗な海に次々と打ち上がる花火は上空を飛ぶ夜間飛行の飛行機にぶつからないかしらと思うくらい派手だったが以外と短く15分間くらいで終わった。
一番すばらしい瞬間は目で楽しんでいたので写真は撮れずじまい。

桜より感動的!2018年03月27日 21:32

あっという間に満開になった我が町の桜を楽しもうと、桜の名所、通称「いろは坂」を下りてきて、坂道の途中で思いがけない見事な夕焼け、真っ赤な太陽に出会えた!スマホの写真でもこんなにきれいに撮れたほど! 桜より感動的だった!

「15時17分発パリ行き」2018年03月31日 23:40

久し振りの映画館での鑑賞である。クリント・イーストウッド監督だし、評判はいいし、題名も洒落ているし、というような理由で楽しみにしていた映画だ。しかし、夜7 : 30からの近くの映画館での上映で観客はわずか7人、その理由は見終わった後にわかった。
アムステルダム発パリ行きの国際特急の中でのテロを防いだ実話に基づく映画で、主演3人と乗客は実際に巻き込まれた人々が演ずるという話題作。スリリングな列車内の活劇を想像していたが、休暇中のアメリカの兵隊とその友人3人がテロリストと闘うという見せ場は最後の数分だけである。しかも、3人掛かりで何故こんなに手間がかかるの? という感じのアクション、実話だから仕方がないと言えばそれまでだが…
映画の展開は、戦争ごっこが大好きな、学校の問題児たち3人の幼き日々、そして軍隊の訓練などの話、そして2人が兵隊になるまでの話が長く続く。現代の青春ロードムービーとして観るべき、という意見もあるので、私の期待の方向が勝手に違っていただけかもしれないが、テロリスト側のストーリーが全くないこともちょっと物足りなかった。
それにしても、87歳にしてまだ映画監督をするクリント・イーストウッドのバイタリティには敬意を表するしかない。私もせめてフェイスブックを長く頑張らねば…。