ネイルサロン2018年06月02日 22:31

いままでネイルサロンでのペディキュアを経験したことは一度だけ、すごく贅沢をしている気分だったことを思い出す。最近、足の爪が白く粉がふいたようになったことと、体が堅くなって、爪を切るのでさえうまくいかず、巻き爪になって皮膚科の厄介になったりしたこともあり、思い切ってネイルサロンに向かう。
お湯の中に足を入れ、爪を暖めながら、きれいにマニキュアをしたネイリストが、優しく丁寧に私の爪をきれいに仕上げてくれた。やっぱりすごい贅沢をしている気分。支払いは税込みで8200円、1ヶ月半はもつというからまあまあかな。

メチャうまいホッキ飯2018年06月07日 13:17

先日のNHK[鶴瓶に乾杯]北海道新冠編で、鶴瓶が、ご当地名産のホッキ(北寄)貝を炊き込んだホッキ飯を「メチャうまい!」とおいしそうに食べていたその日、日経の夕刊に「尽きぬ甘み貝の女王様」と言うタイトルの小泉武夫氏のエッセーで、やはりホッキ飯のことをたたえる文章があり、無性に食べたくなった。
近辺の魚屋ではなかなか見つからないホッキ貝、都心の病院に行くステントマンに買い物を頼む。水加減など自己流だったが、結構おいしくホッキ飯ができた!大満足の夕飯!

「万引き家族」2018年06月15日 22:15

「万引き家族」という題名から受ける印象が見事にひっくり返った作品だった。カンヌ映画祭の最高の栄誉であるパルムドール賞を獲得したというのも納得できる。フランス語の題名は「Une Affaire de Famille」だそうで、訳すのが難しくてよく分からないが「家族のある事情」「家族のある事件」ぐらいの感じだろうか。
原題の「万引き」という特殊な言葉で感じるどこかユーモラスな印象は、最初のシーン、ごく最近の現実の幼い子供たちが犠牲になるという辛いニュースと重なり、胸がしめつけられるものにとって代わり、最後まで、血縁に関係のない「人間のやさしさ」に目頭があつくなった。
現実にはちょっと考えられない家族が、あんな状態で存在するはずはないと思いながらも、どんどん話に引きこまれていくのは、やはり是枝監督の力量の為せる所以だろう。カンヌ映画祭でケイト・ブランシェットが大絶賛していたのを思い出しながら、ほとんどが老人ばかりの観客多数と真っ暗になった映画館を後にした。