明けましておめでとうございます。2019年01月01日 23:54

我が家のお正月は、31日の「御年越」パーティから始まる。何も忙しい大晦日に面倒なことをしなくても長い間思っていたが、息子たちも、そして何よりも夫が楽しみにしている「おとしこし」はいまや我が家の必須の行事となっている。
「御年越」には生牡蠣が必須、家族みんなが牡蠣大好きでお腹をこわしたこともないのが幸いだ。以上は、毎年のお馴染みの話だが、 今回は珍しく孫に付き合って「紅白歌合戦」を最初から最後まで観ることになった。でも出場歌手のほとんどは私の知らない歌手ばかり、とくにグループは全く分からない。「欅坂」「乃木坂」とくれば、次はどこだろう「九段坂」なんてどうかな? オッと、これは夫の入った病院名だった!

おいしいワイン2019年01月05日 00:38

おせちもやっとなくなってきたので、今夜の夕食は簡単に、お雑煮用の鶏肉の残りを入れたパスタとサラダ、でもワインはいつもの安いやつではなく、いただきもののガメイ種2016年ブルゴーニュ、これがすごく美味で幸せな気分になれた。
先日、テレビで、芸能人たちが100万円と5000円の二つのワインを、ラベルを見ることなく飲み比べて、100万円のワインのほうを当てるという番組をみて、高価なワインが必ずしもだれもが分かる高価な味がするわけではないということを知ったが、きょうのワインも、もしラベルがついてなかったら、1桁違いぐらいのお値段は頭に浮かんだかも。

「浮世絵最強列伝」@日本橋高島屋2019年01月11日 22:45

アメリカ人のリー・ダークスさんのコレクション、まずその数の多さに驚く。 菱川師宣から始まって、最後は歌川広重の風景画で終わる展示、中はもちろん著名な絵師ばかり、春信、歌麿、写楽、北斎等々の作品がつづく。絵の保護のため証明が暗くセットされているため年寄には説明文などを読むのが多少つらい。 北斎の富嶽三十六景もたくさん展示されていたが、やはりその素晴らしさは際立っている。特に今回は「東海道程ヶ谷」の木の並び方が印象深かった。

ながーいエスカレーターに乗ってワイン会に行きました。2019年01月13日 22:55

ワイン会の新年会、主催者の友人シェフが腕をふるってくれるという。開催場所の夜の渋谷は、工事中の歩道橋の上をあっちこっちと迷った記憶がまだ残っているので、やや緊張気味に「南改札」という改札口から明治通りに向かう。すると前回通った歩道橋はすでになく、普通サイズの3倍ぐらいの長さのエスカレーターを深く下に降り、少し地下を歩いて、同じサイズの上りエスカレーターを上に行くようになっている。なるほどこれなら分かりやすい。けど渋谷川はどう流れているのだろう…なんて考えるとちょっと怖くなる。
 ワイン会の会場付近は、渋谷川付近の再開発に伴ってだいぶ周りの雰囲気が明るく綺麗になっている。ご馳走の中味も変化に富んでいて素晴らしい。ジビエ料理の鹿肉が出たとき、出席者の一人が、最近自分の車に鹿がぶつかって…という話をし、みんなの箸(フォーク)がちょっと止まるが、さすがグルメばかり、鹿肉も見事にたいらげられた。

ボヘミアン・ラプソディ2019年01月22日 22:01

残念ながら、Queenのことは、We are the championsのメロディとAIDSでのことぐらいしか知らない。映画を観に行くより、テレビのテニス全豪オープンを観ていたいぐらいだったが、友人たちの評判もすごくいいし、夫に誘われて、そんなに評判がいいのなら、と近所の映画館まで出かけた。
Queenは1970年から80年代の半ばまで活躍を続けたのだから、我々が30歳前後から40歳代半ばにあたる時期だ。あのウッドストック音楽祭のあとで、ジミー・ヘンドリックス、ザ・フーなど当時のロックアーティスト達の名前も出るのが懐かしい。
映画は、新人が才能を発揮して大活躍、グループが人気上昇するに従い、慢心、仲たがい、和解、そして、感動のラストという、こういう映画の「お約束」に則っているから安心して気持ちよく見ることができた。ゴールデングラブ賞を取ったそうだから、アカデミー賞も取るかもしれない。
ずっと流れているQueenのヒット曲、それぞれに昔の思い出がある人には感無量の思いだろう。主役フレディ・マーキュリーを演じたRami Malekがうまい。あとの3人はなかなかのハンサム揃いだ。錦織のテレビ中継があるときには絶対行かないけど…といった程度に面白かった。