後期高齢者の免許証更新2019年04月03日 11:30

認知機能テストを100点で通過の後、実地試験を含む講習を終え、昨日、都庁ビルで免許証を更新した。
大昔は、試験場に行くと、そこには免許証の住所・氏名のために代書屋さん(和文タイプ屋)が軒を連ね、呼び込みの声をふり払うように試験場に入り、目の検査などを通過して、1週間ぐらいで手にすることができた運転免許証が、いまは30分程度でベルトコンベアー式に「はい、出来ました」と手にすることができる。 5年前の書き換えの折、新免許証の写真に「ワァー、おばあさん!」と思ったのに、きょうはさらにおばあさんになった写真の中の顔をしげしげと眺め、これが最後だろうな…と感無量。
初の運転免許証取得は昭和38年、当時は、普通免許証のほかに750㏄自動二輪の免許も取得できた時代である。それから数十年後のある日、自転車もろくに乗れないのに必要に迫られ、家の近所でバイクを乗る練習をしていたら、怪しげな行動をしていると思ったのだろう、おまわりさんが現れ、免許証を見せろという。そして「あれ、奥さん、自動二輪の免許まで、もっているんじゃあありませんかぁ」とびっくりされたことを思い出す。

夜桜2019年04月04日 23:37

今年の桜は、寒い気候のおかげで、東京の西端の我が街ではやっと満開になったような状況である。今宵は、久しぶりに夫と二人で、鮭のおにぎりとキンピラ、卵焼き、ゆでアスパラ、ビールを持って近所の公園にお花見に出かけた。
高台にある公園は見事な染井吉野が楽しめて、景色もなかなかというのに、トイレがないというのがネックになっているのだろうか。いわゆる桜見物に人が集まることは少ない。
出かけたのが6時ごろ、だいぶ暗くなり、我々のほかは誰もいない。静かなささやかな夜桜の宴でした。

思いがけない出来事2019年04月17日 22:20

孫娘の誕生日、息子宅である五反田のマンションにおよばれした。
孫娘の誕生日、息子宅である五反田のマンションにおよばれした。 到着すると、あちこちに私服警官がいて緊張感漂う雰囲気である。
天皇・皇后両陛下が、皇后のご実家があった「ねむの木の庭」にいらっしゃるとのこと、誕生パーティは後回しにして両陛下を肉眼で拝見しようと、道路の端に並んだ。
黒い背広の警官25人ぐらいが「道路から足や手を決して出さないでください」と何度も叫び、「必ずここを通りますからね」と安心させるように片側に人並みを寄せる。
待つこと30分、まず先行の随行員の車に続き、両陛下の車がゆっくり、ゆっくりと通過する。ニコニコと溢れるばかりの笑みで手を振る天皇陛下、その奥の美智子妃も手を振っていらっしゃるのがほんのりと見える。
日頃、特別に天皇制に関心があるわけでもなかったが、車の窓を開け、満身の笑みで手を振る両陛下を見て、想像もしなかった一種の感動みたいなものが心に湧きあがったことに、自分自身びっくりした。
思いがけず平成の終りに天皇・皇后両陛下の行幸に出逢う「僥倖」に恵まれて孫娘の誕生パーティ、お料理も最高の美味しさでした。

ネクタイがネックレースに2019年04月23日 00:47

友人から、イギリスのメイ首相がつけそうな、素敵なネックレースのプレゼントをいただいた。なんとご主人のネクタイを使ってのお手製のものだとのこと!
「もう会社に行かなくなったらたくさん使わないネクタイがあるでしょ?それで作ったのよ」とおっしゃる
確かに我が家の洋服ダンスの中にも、滅多に着ない背広と一緒に、ハンガーに沢山のネクタイがかかったままだ。私もこれにトライしたら、ネクタイの持ち主からは、どんな反応があるだろうか。