シャルダン展2012年11月15日 23:06

さて次は三菱一号館美術館の「シャルダン展」、国立新美術館の入場料に1500円払って、「えー?シルバー割引はないの?」なんて文句を言ったあと、こちらは友人からもらった招待券で入場するので、すごくいい気分。「シャルダン展・静寂の巨匠」と副題がついているだけに静物画とか家庭の親子の食卓の図とか地味なものばかり。18世紀、歴史画に価値が置かれていた時代に静物画ばかりを描いて成功した画家というのは珍しいそうだ。食器や鍋などが精密に描かれた小さな作品、我が家のキッチンに飾りたいな・・・なんて思いながら観賞した。

ボジョレ・ヌーボー2012年11月19日 00:24

ボ-ジョレ・ヌーボーの解禁日というのが、日本で騒がれるようになったのはいつごろからだったろうか。いまやゆるぎない11月の風物詩になっているような気がする。実際のフランスではどんなふうなのだろうか、一度この目で確かめてみたいものだ。
 きょうは、その「ボ-ジョレの新酒を味わう会」ということで近所の飲み友達が集まって楽しい時を過ごした。おつまみは、フランス産のチーズあり、イタリア料理のバーニャカウダあり、手の込んだ料理・パプリカのムースあり、はたまた里芋の煮っ転がしありで、実に豊かな「ボ-ジョレ・ヌーボーの会」でした。
 ところで、日本では「ボージョレ」と書くので、ボーを伸ばして発音する人が多い。何故と、前から思っていたら、某メーカーのサイトに「はじめは『ボジョレー』と言っていたが、フランス語の発音が『ボージョレ』に近いので『ボージョレ』と書くようになった」とあった。
 たしかに「ボジョレー」となると、今度は「レ」にアクセントがつくように発音する人が多いのかもしれない。それも変だ。
 一番フランス語に近い発音のカタカナは実は「ボジョレ」ではないかと思う私であります。

またまたワイン2012年11月24日 14:58

友人主催の「コンテチーズ&ワイン講座」に参加した。白、赤それぞれ4本のワインを飲み比べて、銘柄を当てる趣向だが、フランスのジュラ山脈一帯で生産されるチーズ、コンテの6ケ月、12ケ月、24ケ月の熟成別の違いや、スイスのグリュイエールの違いも一緒に楽しむことができる。写真の右端の白ワイングラスは空になっているが、これはVin Jaune d'Arbois2002(ヴァン・ジョーヌ・ダルボワ)という、まるでブランデーのような味わいの珍しいワインだった。2つ目の写真でご覧のように、このワインは、瓶も珍しいデザインである。
コンテチーズをつまみながらワインを飲む幸せ+美味しいお料理、そして年齢、国籍を超えて、同好の士たちとの会話を存分に楽しんだ午後でした。