ジャージーボーイズ2014年10月02日 20:40

男性の声はバリトンが一番、高い声の主はどうも苦手、という私にとって、「シェリー」の歌は昔からあまり好みではなかったが、こうして四人組が誕生するまでのストーリーを見ながら聞くと、なかなか楽しく、しばらく自分でも自然にメロディが口から出てしまう。日本でも、パラダイスキングをはじめ、いろいろな歌手が歌っていたことを思い出す。
クリント・イーストウッドって、やはり映画づくりがうまいなと思った。出演者が観客に向かって話しかけるという珍しい手法もなかなか効果的だったと思ったが、ブロードウェイの舞台でも同じパターンだったらしい。
この映画、さすがに観客はじいさん・ばあさんばかり、若い人には面白くない映画だろうと思う。劇場の上映期間もすぐ終わりの様子。