「かぐや姫の物語」を観て2013年12月19日 16:36

だいぶ前に映画館でながーい予告編を見せられてから興味があったし、だいぶ評判もよさそうなので、アニメを劇場で観ることはほとんどない私だが、雨の中、観に出かけた。 終わっての感想は「可もなし不可」もなし、というところかな。確かに一筆書きのような単純な線で描かれた人物は、それぞれ個性に溢れ、おじいさん、おばあさん、村の子供たち、座敷わらしのような侍女、養育係の女官、姫に求婚に来る貴族たち、そして帝までが実におかしく個性的に描かれていて、見ているだけで楽しい。声優の声もそれぞれにピッタリ合っていた。特に前半の野山で遊ぶこどもたちの絵は、あんな単純な線で、こんなにもリアルに描くことができるのだとつくづく感心した。 しかし話の展開は、わけのわからないおとぎ話の域を出ていないし、それほどの感動もない。 最後、月からの音楽つきのお迎えのシーン、これはおもしろかった。あんなふうに浄土にいけたらどんなにいいかしら。

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