我が家から見える富士山2014年01月06日 13:21

新年おめでとうございます。 若い人たちはきょうから仕事はじめですね。夫はゴルフに行きました。 昔このころ「ああ、やっと女正月だ」とよく思ったものです。 さて、我が家からも富士山が見えることはもちろん知っていましたが、隣の家の建替えで、2階のベランダに出て、体を伸ばさないと見えなくなり、めったに富士山を眺めることはありませんでした。 今朝は、素晴らしい快晴、そうだ富士山、と思い出して、ベランダに出てみると、美しい富士山がくっきりと見えます。この写真はiPhoneで撮ったものをアップにしたもので、実際はもっとずっとずっと小さい富士山です。それにしても、電線が邪魔ですね。Photoshopでいったん消してみましたが、やはりインチキはいけないと反省して、そのままを載せます。

「海賊とよばれた男」と「ホワイトエレファント」2014年01月15日 15:15

友人に借りた2013年度本屋大賞「海賊とよばれた男」をおもしろく読み終わったら、その友人が今度は、その娘の書いた自伝的小説「ホワイトエレファント」を貸してくれた。「海賊・・・」のほうの主人公は、丁稚から身を起こし、出光興産を立ち上げた人物出光佐三をモデルにした立身出世物語で、社員にも家族にも尊敬され慕われる男の話を、ちょっと美化しすぎるとは思ったが、それなりに面白く読んだ。 さて、「ホワイト…」のほうはというと、娘の側からのあまりにも否定的な父親批判にまず驚く。父親だけでなく...、母親、姉3人が、非常識な、お互いを否定するだけの人間関係の中に生きているような描き方である。作者自身がそうであったように、主人公はロスアンゼルスで抽象画家であるサム・フランシスと結婚している。父親に勘当同然にあつかわれ、夫だけが頼りという状態でのロスでの生活ぶりが描かれるのだが、人種差別の体験しかり、NYに画家を目指して一人で暮らす姉との確執しかり、とにかく暗い人間否定の話ばかりが続く。そして、その芸術家としての成功を父親からも期待されている姉が、これまたまたひどい人間に描かれていて、読み続けるのがしんどかった。 娘に、こんな自伝的小説を書かれるとは、いくら男尊女卑の傾向のある出光氏でも思ってもみなかったことだろう。しかし、出光美術館にはサム・フランシスの抽象画がたくさん展示されているそうな。ますます「ホワイトエレファント」を書いた作者の意図が分からなくなった。

運転免許更新・高齢者講習会2014年01月22日 12:43

もうすぐ古希を迎える私、運転免許を更新するのには「高齢者講習」を受けなくてはならない。だいぶ前に予約した自動車教習所に、ちょっと不安な気持ちで出かけた。まず、昔の教習所と比べて格段に立派になった教習所に驚く、広々とした、きれいなロビーで若者がたくさんたむろしていた。 どこにも高齢者らしき人はいないなあ、と思いながら受付へ・・・。私の顔を見るなり受付嬢が「高齢者講習会ですか。あちらでソファにおかけになってお待ちください」と後ろを指差す。振り返ると、ソファが置かれたコーナーに、10人ぐらいの、高齢者たちがくらーい感じでまとまって座っていた。うーん、何ともいえない気分。ほかのコーナーの若い人たちばかりの所との雰囲気の違い! ちょっとショックだった。 講習は、安全運転のビデオを見せられた後、動体視力、視野、夜間視力などの検査を受けたり、テレビゲームのような機械でブレーキを踏む反応などのテストがある。それが休憩を入れて2時間、あとは教習所内での実際の運転で、合計3時間の講習である。それで悪い結果が出ても、不合格ということはないそうだ。5800円という大金を払って、こんなことをしなくてはいけないのか、とちょっと不満に思った。 運転実習はもちろんオートマの車だが、昔と同じクランク型の道を運転していて、「こんな道、実際にあるの?」と思いながら、当時の、パワステではない重いハンドルに必死にしがみついて運転したことを思い出した。 私が免許を得たのは昭和38年(1963年)だったが、免許を取得すると、自転車もろくに乗れない私に自動的に自動二輪の免許もついてきた。もっと昔だと大型免許も付いてきたらしいが、随分と暢気な時代だったなあと思う。

豪華なお料理と伸縮自在のテーブル2014年01月25日 11:29

昨夜はドールハウスを作ってくださったご近所のI氏邸での新年会に出かけた。I氏の奥様はお料理の先生なので、もちろん期待100パーセントで出かけたが、テーブルの上のご馳走を見て、そのあまりの豪華さにはびっくり仰天する。お料理だけではなく、I氏お手製のカクテルまでふるまわれ、みんな最高の笑顔である。総勢13名もの人数がちゃんと座れ、大皿や小皿がたくさん置くことができる伸縮式のテーブルはもちろんI氏のお手製、テーブルの上のお料理を楽しんだあとは、みんなでテーブルクロスをめくって、その器用さにまたしきりに感心した!