皇居三の丸尚蔵館「明治十二年明治天皇御下命「人物写真帖」展2013年03月10日 23:26

三の丸尚蔵館「明治十二年明治天皇御下命「人物写真帖」展
明治維新前後の志士の写真はいろいろ見る機会が多いが、有名な人物の若き頃の写真を見ることは珍しい。
NHK大河ドラマ「八重の桜」の松平容保役・綾野剛は本物に似ているとか、大久保利通や東郷平八郎はハンサムだわ、というような感想しかなかった私に対し、一緒に行った夫の感想は、以下のとおり。
「上野公園の西郷隆盛の銅像が、本人と似ていないという話はよく出てくるし、ウィキペディアの中にも、『公開の際に招かれた西郷夫人糸子が「宿んしはこげんなお人じゃなかったこてえ(うちの主人はこんなお人じゃなかったですよ)」と腰を抜かした』という話が出ているが、今回、弟の西郷従道や、従兄弟の大山巌の写真を見て、銅像の顔が本人に似ていないという話は本当なのだろうと思った」
「八重の桜」の人気もあってか、すごい混み方の展示会だった。